こんにちわ!anです。
早速ですがα7Ⅲを購入しました。フルサイズへの欲求が抑えきれなくなったため笑
そこで現在所有しているAPS-Cレンズの実用性に関して気になりまとめてみました。
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α7IIIのクロップモードとα6500を比較
今回はSIGMAの30mm F1.4 DC DNで比較してみました。
同じ被写体を同じ設定で撮影しています。
- α6500 ISO100 F1.4
- α7III ISO100 F1. 4
画素数は下がるが必要条件は満たしている
上記写真は正直見分けつかないです。
ただ、クロップモードは言葉通りクロップされているので、画素数に違いがあります。
今回撮影したRawのExifデータを見ると、以下のようになっていました。
カメラ | 大きさ | 画素数 |
---|---|---|
α6500 | 6000×3360 | 2016万画素 |
α7Ⅲ | 3936×2208 | 869万画素 |
※ 画素数が仕様より低いのはTVに合わせ16:9で撮影しているため
小さくなっていますね。当たり前ですが。
ただ、これを許容できるかどうかが今回の焦点になってきます。
例えば4Kテレビで撮影した写真を見る場合、必要解像度は以下です。
名称 | 横縦ピクセル | アスペクト | 画素数 | 主な用途 |
---|---|---|---|---|
4K UHDTV | 3840×2160 | 16:9 | 829万画素 | テレビ放送、テレビ受像機、ディスプレイ、YouTube |
4Kテレビの画素数より高いので綺麗に表示されます。
8Kなどを見据える場合はもちろん足りなくなるのでおススメしませんが、私の場合は十分です。
ただ、そこからさらにトリミングというのは難しいので、気を付けなければいけません。
フルHDでは200万画素しか表示できないので言うまでもありませんね。
画質の違い
画素が減るけど画質に関係あるの?という点。
気になりますよね。こちらについても主観ですが比較してみました。
フルサイズのほうがシャープ?
さらに拡大してみました。
- α6500 ISO100 F1.4
- α7III ISO100 F1. 4
コップの汚さがよくわかるのはフルサイズですね。笑(汚くてすみません…)
画素は下がるか、より細かに撮影できているのは最新のセンサーだからでしょうか。
α6500の等倍に合わせてα7Ⅲも等倍表示されると、クロップのため画素数足らず、さすがに負けますが4Kテレビ程度だとそのシャープ差に違いはありません。
高感度耐性
こちらはAPS-Cレンズをつけてもフルサイズの恩恵を受けられます。
なぜなら、1pixel(1画素)あたりの面積が大きいため多くの光を取り込むことが可能でノイズが乗りにくいためです。
どちらのカメラで撮影するにせよ、使用する総面積はAPS-Cの面積です。
そのAPS-Cの面積を2016万分割に869万分割にするかです。
また、同じISOに設定した場合はフルサイズのほうが明るく映るのでISOをさげれます。
若しくは、シャッタースピードを上げることが可能です。
- α6500 ISO12800 F1.4 1/10
- α7III ISO12800 F1. 4 1/30
上の画像では同じISOでα7Ⅲのほうがシャッター時間は短いのに明るく映っています。
下全体画像で比較してみてください。設定は上の画像と同じです。
左がα6500、右がα7IIIです。
フルサイズレンズはいらなくない?
というと、そうでもないんです。
今あげたAPS-C、フルサイズの両方の恩恵を享受できるからです。
画素を落とさずに、より明るくノイズも少なく撮影できる。またよりボケる。
ちなみに今回の検証では同じAPS-Cレンズなのでボケ量は理論上同じになります。
どのくらいのF値で同じような明るさがでるかは以下の記事にまとめています。
まとめ
僕はタムロンの売り切れレンズことタムロン(TAMRON) 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036)を同時購入したので、APS-C単焦点の30mm 50mmは売却予定です。
通しF2.8と下がるかと思いきやAPS-Cに置き換えるとF1.8相当となります。さらにズームレンズですから取り換えも不必要になるため助かります。
上記レンズに関してはまた紹介します。